【必見】英語外部検定(英検)の入試活用とは? よくある疑問を徹底解説!
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「英語外部検定の入試活用」とは、大学入試などで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの英語検定試験のスコアや級を評価に組み込むしくみのことです。
しかし「どうして導入されるようになったの?」「何がどう評価されるの?」など、さまざまな疑問の声があります。
この記事では、皆さんが抱きがちな素朴な疑問に一つひとつお答えし、詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
そもそも英語外部検定の入試活用って何?
英語外部検定を入試で活用するというのは、高校で学習した英語力を、大学側が「外部の英語検定スコア・級で証明できるかどうか」を判断材料にする制度を指します。もともとは、大学入学共通テストにスピーキングやライティング評価をどのように盛り込むかが課題となっていました。そこで、既存の民間英語検定を活用し、総合的な英語力を測ろうとする動きが広がったのです。
2025年度の大学入試においては、東京都立大学の多くの学部・学科の2次試験で英語が必須になったり、宇都宮大学の農学部の2次試験で英語が必須になるなど、英語の入試における重要性が増しています。
どうして必要とされているの?
- 国際的視点の重視
これからの社会では、グローバル化がますます進み、英語でやり取りできる力が強く求められます。大学としても、入学時点である程度の英語力を持った学生を受け入れたいという狙いがあります。 - 4技能を評価したい
リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4技能をバランスよく評価するため、既存の外部検定を取り入れるのが効率的だと考えられています。
大学入試共通テストとの違いは?
大学入試共通テスト(旧センター試験)では、リーディングとリスニングが中心でした。一方、英語外部検定を活用する大学では、検定がスピーキングやライティングを含む形で評価されるため、より実践的な英語力を測ることができます。
対象となる英語検定試験はどれ?
英語外部検定といっても、さまざまな種類があります。ここでは代表的なものをご紹介します。実際にどれを採用しているかは大学ごとに異なりますので、必ず出願時に確認しましょう。
英検(実用英語技能検定)
日本で最もメジャーな英語検定といえる英検。英検2級や準1級を持っていると、英語外部検定の入試活用で有利になる大学も多く存在します。また英検は4技能を評価する形式(英検S-CBTなど)もあるため、スピーキング・ライティングの力も証明可能です。オンライン学習教材デキタスでは、英語検定対策のコンテンツが搭載されているので、小学生や中学生のうちから英語検定5級・4級・3級を受験して合格を取っておくことをオススメします。
TOEIC・TOEFL
主にビジネス英語やアカデミック英語を測る試験として知られています。日本企業の就職活動でも評価される機会が多いため、スコアを取得しておくと将来にも役立ちます。
- TOEIC:リスニングとリーディングが中心(Speaking & Writingテストも別途あり)。
- TOEFL:大学の授業についていけるかどうかの指標として世界的に利用される試験。
IELTS
イギリスやオーストラリア、カナダへの留学を考えている人が受験することが多い試験です。TOEFLと同じように4技能を総合的に測る構成になっているため、日本の大学でも採用を進める動きがあります。
どのように入試で活用されるの?
英語外部検定を導入している大学では、以下のようなパターンでスコアや級を評価しています。大学や学部によって方式が異なるため、出願時のチェックは必須です。
加点・点数換算方式
外部検定のスコアや級によって、入試の英語科目の点数に加点する方式です。たとえば「英検2級取得で英語の試験得点にプラス○点」という形で評価されることがあります。スコアが高いほど大きく加算される場合もあります。
英語試験の免除・特別枠
英語外部検定の基準を満たせば、大学の個別英語試験が免除になったり、優先的に合格判定が行われたりする場合があります。「スピーキング重視」など大学ごとのポリシーによって、外部検定がより重視されることもあります。
いつ頃までにどんな準備をすればいい?
英語外部検定のスコアは、有効期限が設定されているものが多いです。具体的には「TOEICやTOEFLは2年間」というように制限がある場合がほとんどです。大学受験のタイミングに合わせ、計画的に受験しましょう。
高校2年生のうちから英検2級合格できる学力をつけておく
外部検定のスコア取り組みは、早ければ早いほど余裕を持てます。英検やTOEFLの勉強を計画的に進め、なるべく高校2年生~3年生の間に目標級・目標スコアを取得しておくことが理想です。英語検定資格入試で活用できる全国の大学・短大数は年々増加しています。
併用可能なメリットを活かす
英検だけでなく、TOEICやTOEFLなど複数種類の試験を受けることで、自分の適性やレベルを客観的に把握できます。また、複数のスコアを提出可能な大学もあるため、有利な結果を選択できる場合も少なくありません。
英語外部検定のメリットと注意点
メリット
- 総合的な英語力をアピールできる
- 他の受験生と差をつけられる
- 将来にも役立つ資格・スコア
注意点
- 試験の有効期限
- 受験料がかかる
- 大学ごとに基準が違う
よくあるQ&A
Q. スコアや級が足りない場合は?
A. 大学によっては任意提出のため、提出しなくても出願自体は可能です。ただし、外部検定の要件を満たせないと加点や優遇措置を受けられません。
Q. 英語以外の入試科目が有利になることもある?
A. 大学や学部によっては、英語外部検定によって英語科目が免除となり、入試対策として、別の科目に勉強時間を回せるメリットがあります。入試科目全体の戦略が立てやすくなる場合があるのです。
Q. スピーキングやライティングはどれだけ重要?
A. 現在の大学では「読む・聞く」だけでなく「話す・書く」の力も重視される傾向があります。英検など4技能評価が必要な試験で良い結果を残せれば、高評価につながりやすいでしょう。
まとめ
英語外部検定の入試活用は、「グローバル社会で必要な英語力をより客観的に評価する」という目的で導入が進んでいます。リスニングやリーディングだけでなく、スピーキングやライティングも含めた評価ができるため、自分の英語力を総合的にアピールできる貴重なチャンスです。
ただし、試験の有効期限や受験費用、大学ごとに異なる基準など、注意すべき点も多くあります。高校2年生のうちから受験した結果を利用できるものが多いのですが、小中学生のうちから英語検定などの受験に慣れさせておくことをオススメします。また、5級から順番に合格させることで、お子さまに自信をつけさせることも良い方法です。


